D&D4th:盲目状態との付き合い方

撃役が盲目にされた場合の処理について。


盲目状態はいかなる目標にも視線が通らない(全ての目標は完全視認困難を得る)P278


こう有るので視線が通らなければ敵の居場所が分からなそうな気もするが、4thではそうではない。


視認出来ない物を目標にする(君が盲目状態である)P281


によると


・相手が<隠密>を使用して無い。
>君はそのクリーチャーがどのマス目にいるか推測できるかもしれないが、なお相手g見えない事には変わりは無い。
=マス目を決めて完全視認困難(-5ペナ)で攻撃可能。


と言う訳で<隠密>してなければ自分の居るのマスは敵に判明してるのだ。



一方、<隠密>している場合は。


・相手が<隠密>を使用してる。
>マイナーアクションで<知覚>で勝てば場所を判別できる。
>その後、マス目を決めて完全視認困難(-5ペナ)で攻撃可能。


この場合、敵が盲目状態なら<知覚>に-10ペナなので勝てる可能性が高く、マス目を把握されない確率は高い。
ただし、前のラウンドから移動して無いと見当つけられるかも知れないが。



という事は、<隠密>してれば安心・・・という話でも無い。 <隠密>(p182)は。


・移動アクションの終了時に判定可能。
・隠れ身の維持には攻撃を行わない事が必要で、攻撃すると隠れ身は終了する。


で、あるので。


攻撃アクション>移動アクションという行動をしたPCは、隠れ身を試み、その結果を維持することが出来るので、結構安全だが。


移動アクション>攻撃アクションという行動をしたPCは、隠れ身状態を維持できないので、自分が居るマス目は自動的に敵に把握され、-5ペナで攻撃され得る事になる。


ついでに言うと、範囲攻撃は完全視認困難であるペナが無いので、この-5ペナは受けない。


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つー、ことは。


遠くに居る範囲攻撃をしてくる砲撃役の敵を首尾よく盲目状態にした場合は、移動アクション>攻撃アクションという行動を取ると、極普通に爆撃される。


その為、攻撃アクション>移動アクションと動いて現在位置を掴ませずに戦うのが、クレバーな動きとなる。


盲目とか透明な状態を巧く生かすようにしよう。



こっから駄目な話。


って事は、ようするに砲撃役なモンスターが盲目にされても、他のモンスターが「俺の前に敵が3人固まってるぞ」とか叫べば、DMは合法的にそこを爆撃出来る訳だ(笑)


これに対抗してPCが「今のは声真似だ。ミノタウルスの俺の前にこそ人間たちが居るぞ」と<はったり>を通すようになったりして、戦場は混乱するんだな。


そこで30マス程上空に航空偵察兵役のフライングモンスターを飛ばしておいて、連絡は一定の符牒で・・・いや、でもそれは<盗賊>などで解析の可能性が・・・(ブツブツ