メタルヘッドエクストリームで遊んでみた。


mixiに書いたネタをこっちにも書いておこう。
ネタが見える処にあれば、あればちょっとでもメタルヘッドエクストリームのプレイヤーが増えるかも知れないし。



メタルヘッドエクストリーム(MHE)はメタルヘッドマキシマムの後継で、
基本的な判定方法は同じ系統にあります。


d%を基本としているので感覚的に分かりやすいと言うのは大きなメリット。
四則演算が多く面倒だって問題はあるけど、そこは電卓を持参すればok。


MHMを遊んでいた人であれば、MHEはそう苦労せずに遊べる筈。
実際、私もぶっつけ本番でGMしても判定方法は困らなかったし。



面白かったのはターゲットレンジシステム(TRS)。
ガンドックで好評だったルールで、爆弾の解体とか制限時間内に作業をする際に広く使えるシステムです。
ガンドックで遊んでいた人であればルール覚えなおす手間はほぼ無い。。


他のゲームの優れたシステムを忌憚なく導入すると言うのは、快挙なんじゃ無いかなー。
MHEに向いたシステムなんで良い判断だと思うな



マスコンバット


大規模戦闘ルール。
ルールをみる前は緑箱(コンパニオン)のルールみたいなのかと思ってたんだけど、予想よりずっと進んでました。
なるほど、これは確かに「TRPG用の大規模戦闘ルール」であって、シミュレーションゲームではない、と言う事だな。


ルール的に珍しいので、理解にはちょっと時間かかった。
一度試した時は、1戦闘に2時間くらいかかったからね。
勿論、これはルール確認しながらだから、誰か経験者がいるか、きちんとルールを読み込んだ人がいたら半分以下になるとは思うけど。


遊んだ感じとしてはCSが強い。さすがだねぇ。



ネットワーク


リアルとサイバーの敷居が限りなく薄くなって、身近になったんだなーというのが最初の感想。
戦闘時の行動とかは、銃使いとネットライナーでかなり同じ間隔で遊べるような感じでした。
これは素晴らしい事だな。


ネットライナーは以前にもまして戦闘で強くなったので、ネットライナーか、それに類する装備を用意しないと余裕で負ける感じ。
ネットワーク対策は常にコストかけて考慮しておかないとダメっぽいな。



ex(超能力)


ネットワークに輪をかけて強い気がする。
イノセントに精神攻撃されると、イノセント以外のPCはあっさり戦闘不能か、良くて重症。なんかルール間違ってるのでは無いかと不安になる(笑)


ネットワークも強いんだけど、そっちはネットライナー以外にも色々と道具や装備があって多少は何とかなるけど、イノセント相手は対策が少なくてねー。
ま、世界設定的に希少な存在だから対策方法が発展して無いのも当然だが。


チームでの役割分担が進んだ、ということかな。



バンドラ


私は元々パンドラにあまり拒否感無いんで問題無し。
パンドラ自体は、マニューバと別れたお陰で良い感じになった気がする。


ただ、幾つかのパンドラは強さが良く理解出来ない。
シーン選択で150(熱)で機動回避不可攻撃がイニシアティブフェイズに飛んでくると、かなりのパーティがボロボロじゃないのかな?
(イノセントがぃないチームはダメージ打ち消しのパンドラをたくさん使うか、ラックを8点くらい使って死亡から重症くらいにシフトするしか思いつかない)
これもルールをもう一度読み込まないとなーと思った。



付属シナリオ


ネタばれを避けて内容は話せないけど、シナリオはルール紹介の目的にはあってると思う。
クイックスタートで遊ぶ時は、そのページだけではなく巻末のターミナルなども忘れずにコピーするのがお勧め。


あと、最終戦闘のデータが一部間違っていると思う。5人用データの処に4人用データ書いてある気がする。
>>既にエラッタ出ました。 仕事早いな。

○○○
一度ぶっつけで遊んでみただけでルールはまだ全然読み込んで無いけど、遊びたくなる良いシステムでした。
周囲の意見も良く反映して何度もテストプレイしたんだろうな、という完成度でした。、


今度は私もPLで遊びたいな。やっぱりPCを自作して真の面白さが出てくると思うし。
私が付属シナリオを遊んだ時はものすごくコテコテに遊んだけど、箱庭っぽく遊んでも十分面白いと思うな。