絶技についての考察

最近、日記書いてなかったな。mixiに書くのも内輪な話題が多くって。
そのうちなんか書きます。

と言いつつ、ルルブを持って無い人にはついていけない話題です。


『夜目』
たいまつの明かりは意外と近くしか明るくならず、ペナ無しの範囲は6m。薄暗いの範囲は12m。
逆に、明かりがある事を見つけるだけなら120mから可能だ(D&D基準)
これを考えると夜目は死ぬほど強い絶技だ。


明かりを持たずに先行偵察ができれば10倍の距離から敵を認識が可能。
奇襲をかけて初手で相手の明かりをつぶす事が出来れば、あとは虐殺に近い。
D&Dで言えば見えない相手への攻撃は無条件で命中率半分になるし、T&TならHIT半減だ。


これを有効に利用する為には『夜目』持ちは隠密行動を前提にPCを組むので、鎧は軽く
音のしない皮鎧が望ましいし、武器は狭い所でも取り回し可能で、速度の速い短剣が良い。
現代の特殊部隊のスニーキングミッションみたいなもんだ。


『稲妻の指』
一見、ダメージ効率はよく無いが、これも強い。
雷の利点に伝導率があり、金属鎧に対しては効果が高い(参考:指輪物語TRPG)
また、この稲妻の指は青箱D&Dに習っているので壁に当たると反射するw
たぶん、術者の方向に向かって反射するんじゃないかとは思うけど、もし正反射なら上手に
密閉空間に打ち込めば、部屋の中の相手は無数の雷に撃たれて死亡確定だろう。


また、雷撃呪文は水と組み合わせても面白い。
水中で撃てば範囲攻撃呪文になるし(クラシックD&D)天候に合わせても面白い。
雨の時に打って大惨事でも良いし、雷雲と合わせて使えばコールライトニング相当かも。


『火の珠』
密閉空間に打ち込む。 これに尽きる。
シャドウランでは密閉空間に打ち込まれた爆発物の爆風は折りたたみルールが適応され、
壁に反射した爆風が通常の何倍ものダメージをたたき出す。
あとは純粋に火で着火・・・と言いたいが、火の珠で装備類に火がつく可能性はゲーム上では
あまり高いのを見た事が無い。
メガテンでも氷系の魔法は氷結の確率があるが、炎系はダメージが高いだけだ。
D&Dは回避判定(ST判定)でファンブル(5%)時に可能性があります。


『かばう』
行動にカウントされず強い絶技だと思うけど、ちょっと注意点。
「行動にカウントされないから複数回適応されて超強い」というのは疑問。
複数の人間を同時に庇う事の難しさは、サッカーで2vs1や3vs1の様子を見れば判ると思う。
私がSDなら、複数を『かばう』で庇おうとしたらカウントしないし、最悪は、誰も庇えなくて
終わりにするかもしれない。
TRPGは現実の一部を切り出して遊ぶので、現実的じゃなくルール的に有利な事ができるが、
それを是正する働きもある事を考慮した方が良いかと。ご利用は計画的に。