D&Dのマスターをした

懐かしいクラシックD&Dで遊んだので今日はその話。


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D&Dのマスターをした。
これだけなら特筆する点は何も無いのだけど、遊んだのがクラシックD&Dだったので話は一寸違う。
(クラシックD&Dは、あの赤箱青箱緑箱黒箱の奴ね)


いつものように友人達と集まって「今日何で遊ぼうか」と相談した所(この展開もどーかとは思う(笑))、「もう遅いからキャラがあってルールが簡単な奴」との話になり、「じゃあ、クラシックD&Dだ!」という話になった(なんでだ(笑))


あ、えーと、これからは"クラシックD&D マスタースクリーン付属の「大いなる財宝を求めて」"というシナリオのネタバレを少し含みます。
・・・影響のある人が、まだ存在するのかね?(笑)


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まず10年前のキャラシートをみて感慨に浸る。


「うわー、8LVだよ。すげー」
相当遊んだのだけどまだ8Lv。めったにLV上がらないからなー。
・・・デザイナー推奨のバランスなのでDM(私)がケチな訳ではない(念押し)


「知らないアイテムが一杯あるぞ」
"マーベラスマジック”という愉快なサプリを導入してたので、<
変なマジックアイテムがボロボロと(笑)


「呪文書に魔法が殆ど書いてなくて選択肢が無いや」
街で呪文入手など許可してなかったので、魔法がさっぱり増えてない (笑)


軍船とか持ってるんだけど?」
海洋冒険したからねー。 そこにヒドラ撃退数8体とか書いてあったのは秘密(笑)


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さて、セッション開始。


密林を歩いていると前から不審な音が聞こえたのでシーフが偵察に行こうとしたのだが。
シーフ「ハイド・イン・シャドー!(隠れ身ね)」
DM 「コロコロ(ダイス振って判定中)」
シーフ「どう? 仲間に見えてるか聞いてみる」
DM 「ばっちり丸見えだぜ (^^)b」
8Lv程度のシーフでは単独偵察など自殺行為です。 ・・・どーなのよ、それは(笑)



魔術師「じゃあ、インヴィジビリティ使います。 効果時間どれくらいだっけ?」
DM  「ん? 殴ったりするまで永続だよ?」
みんな「ありえねー!」
魔法、強いぞ(笑)


DM  「じゃあ、イニシアティブ振って」
ドワーフ「振っても俺は最後だからな。ドワーフだから」
DM  「両手武器だからだろ!」
バトルアックスはロングソードとダメージが同じなのにシールドが持てなくて防御力が悪くなる上に、常に相手に先手を取られる素敵武器です(笑)
・・・ドワーフが衰退するのは、そんな武器を使ってるからだよ(笑)


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そんなこんなで進んでいくと、蛮族(盗賊団)に絡まれた。


PC1「・・・何たらかんたら(一生懸命、交渉する」
DM 「うむ。言いたい事は判った。じゃあNPC反応をダイスで決めよう」
PC1「交渉した意味は?」
DM 「気分を出す為(きっぱり) 交渉ルール無いし。状況ボーナスだけ考慮するよ」
スキル制は導入してなかったので、交渉は(無意味ではないが)空しい(笑)


PC2「スォード+1 フレイムオンコマンド、げっとー」
みんな「おー」
DM 「何だ、このアンデットに+3という能力は!」
トロールに+2相当の魔法の武器くらいなら別に何とも無いのだが、アンデットに+3相当ってのはオカシイだろう!(笑) アンデット全部かよ!どこの聖剣だ!(笑)


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セッションの展開は適当に省く。


100年前の手記を手がかりに財宝を探しに来たPTは、立ち寄った村で当時の探検隊の
隊長と同じ名前の人間が領主をしている事を聞かされる。


PC3「アンデットだな」
PC4「ヴァンパイアだね」
DM 「や、名前が世襲制かも知れ無いじゃん!


領主の所に行く為に道案内を頼むと、案内人の少女は何やら悲壮な覚悟で家族と今生の別れを告げている。


PC3「ヴァンパイアだな」
PC4「ヴァンパイアだね」
DM 「や、モンスターが出るだけかも知れないし!


DMの必死の抵抗も空しく、あっさり決めつけるPL達。
情報が確定する前の予断は禁物なんだぞー。


領主がいる小島にたどり着くと、中年の親父が迎えに出る。
彼は自分が100何前の隊長の息子で名前を引き継いだ領主だと名乗った。

領主 「立ち話もなんですから、屋敷にお寄り下さい」
PC3「後ろを向いたらこそり手鏡で写す。 映った?」
DM 「・・・映らないね」
PC4「やっちまえ!」
みんな「おー!」


唐突に領主に襲い掛かるPTの面々(笑)
不意をつかれたヴァンパイアな領主はあっさり昇天します(笑)


てーか、仕方無いんだよ! なんだ、このバレバレなシナリオは!(逆切れ)
100年前の探検隊の隊長の息子が30歳な訳ねー! 孫にしろ、孫に!


・・・ま、ダメシナリオなのを知ってて、そのまま遊んだんだけど(笑)
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DM 「という訳で、今回の君達の報酬は全部で約2000点だ」
みんな「結構入ったねー」
DM 「ちなみに、次のレベルアップまであと10万点くらいだっけ?」


このペースなら、あと50回遊べばレベルアップだね(笑)
クラシックD&Dの道は険しく遠いのだ(笑)