わかった気になるTRPG

ある人が「分かった気になるシャドウラン」という面白企画をしてた。
各方面からの非難を恐れず独断と偏見でルールを全く知らない人に説明する企画、かな。
キーワードが正確な事を第一義にしている事と、反対のコンセプトだね。


面白そうなので真似をしてみよう。
シャドウランはもう良く書けていると思うので、D&Dで行こうかな。


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「分かった気になるD&D 3.5e」
最古のファンタジーTRPGの一つであるD&Dが、色々あってルールを一新して版上げされた海外TRPG。
見上げるほど強大な竜に戦士が剣を振るい、魔法使いが秘密の呪文を唱え、僧侶が神の奇跡を具現する様な、
ドラゴンクエストとかソードワールドとかと似たような、典型的なファンタジー世界を遊ぶ為のルール。


特徴は、隅々まで緻密に設定された世界と、どんな状況も記載されているルールの細かさ、そして全体の完成度。
特に戦闘関連ルールの戦術性の高さと遊びやすさのバランスは優れていると私は思う。


分厚いルールブックや設定資料があるのに、初心者向けと言えるほど遊びやすいのは完成度が高いからだろう。
とはいえ、コンベションで一回限りで遊ぶよりも、(今現在日本語で読める最も詳細に設定された)世界を楽しみながら
じっくり腰を落ち着けて遊ぶタイプのゲームなのは間違いない。


国内でもファンは多いが海外のファンは更に膨大で、未訳のサプリメントはそれこそ山のように発売されている。
日本語の翻訳状況も順調で、普通に遊ぶ分には日本語版だけで問題ないので一度手に取ってみてはどうだろうか。
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意外にサクサクかけるし、自分にとってそのルールがどんな位置づけなのか見直す切っ掛けにもなるなぁ。
という訳で、更にSWについても書いてみた。


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「分かった気になるソードワールド
日本で最も知名度の高いファンタジーTRPG。ドラゴンクエスト指輪物語のようなファンタジー世界を
舞台に、冒険を職業とする冒険者になってモンスターと戦い、様々な謎や難関に挑む。


特徴は、手軽な文庫タイプ。シンプルで分かり易く(数学的に綺麗な)ルールと、幅広いマルチメディア展開。
日本のTRPGの草分け的存在である為、少し古いルールではあるが完全版を使用すれば今でも十分面白い。
何といっても発売されてから15年以上たった今でも、5本指に入るほど遊ばれているルールな訳だし。


各方面から批判される事もあるが、それはルールの問題より知名度が高すぎる事が災いしている面も多い。
ゲームに限らず何にせよ、目立つ物、目立つ人にアラが見えるのは仕方が無い事だ。


『とりあえずソードワールドで遊んでおけ』とは言わないが、選択肢に入れる価値のあるルールと言えるだろう。
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見る人が見たら猛烈な批判を受けそうな紹介だな、と思わなくも無い(^^;
まぁ、でもこんな所を読んでる人なんで殆どいないだろうし、「各方面からの非難を恐れず、独断と偏見で」と
言うコンセプトだったから良いか。


もちろん、異論、反論があれば謹んでお受けいたします(そういや、コメント欄動いたっけな?)