アリアンロッドの匂い

昨日の日記があまりにも趣味に走りすぎてたので、今回はちょっと普通に。
今回のお題はアリアンロッド


グーグルで検索かけたりすると直ぐ分かると思うけど、アリアンロッドが、
あちこちでとてもとても話題になっている。


アリアンロッドは実に良く出来たルールだ。
システムが筆舌し難いほど画期的な面がある訳でもないし、ルールブックが
極端に独創的な作りをしている訳ではないけど、読み手が楽しく分かり易く遊ぶ為の配慮が随所に凝らしてある。
(詳しい解説は物好きな希望者がいたり気が向いたらしよう)


だけど私がアリアンロッドに惹かれるにはもっと明確な理由がある。
アリアンロッドには、懐かしい匂いがする。
それは自分がTRPGを始めた頃の興奮の匂いだ。


ただただ冒険を求めて剣と魔法を振り回し、敵を倒し財宝を集め、強くなる
事だけを考えていた頃。
ストーリなんて前置きでしかなく、戦術考察もそっちのけで延々と際限なく
ハック&スラッシュ(強奪と戦闘)を繰り返していた野蛮な頃。
振り返ると不思議なほど、あの頃は楽しかった。
放課後は勿論、昼休みも食事中もいつもいつもダイスを振っていた。
(同時に真っ黒、あるいは(雪国だったから)真っ白になってボールを
蹴っていたのだから 当時の時間の流れは絶対に今と違うのだろう)


アリアンロッドには、そんな懐かしい匂いがする。

勿論、アリアンロッドと当時のTRPGのルールは一緒ではない。
ルールは遥かに洗練され、シーン制などを使ったシナリオ重視の遊び方も、十分に楽しめるようになっている。
私自身も昔の無邪気で無知なままではなくなっている。

けれど、アリアンロッドは「遊ぶ事自体が楽しい」という匂いがある。
マスターがしたい、プレイヤーがしたいという欲求を駆り立てられる匂い。
(面倒だから、この匂いの分析も希望者か気が向いたらにしよう<ぉーぃ)


と、言う訳で私はいまアリアンロッドのキャラクターを考え中。
ランダム・ダンジョン主体のマスタリングを考慮し、少人数でダンジョン
アタックをかける事を考えると、ある程度の汎用性が必要だ。

んー、単独行動用にシーフを混ぜたいけど攻撃力と回復力も必要だしな。
ポーション持ち歩いても良いけど、やっぱアコ/モンクとかかなぁ。 
精神を鍛えれば強いかもだし。


問題は、マスターがきっと私だから作っても遊べない事だよな。
でも、更に問題なのは、私がマスターも好きな事だろな(^^

TRPGって面白い。