DAC終了

9/16、9/17に開催されたDACが終了しました。
(Dungeons & Dragons Autumn Convention 2006)
http://www.trpg.net/convention/dac/index.html


とりあえずは大盛況かつ大成功と言えるのではないでしょうか。
関係者の皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした。


今回は2回目と言う事もあって、前回の反省(開会式、閉会式を短くする等)
を盛り込み、より質の高いコンベションを提供しようとスタッフ一同で努力したつもりなのですが、楽しんでいただけたでしょうか?


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今回の私は丸1日は遊ぶのは大変だ、という初心者の方向けに午前開始と、午後開始の半日だけ遊ぶ完全初心者用の体験セッションを担当させていただきました。


午前と午後の2回開催するのであれば、大体の人は休日はゆっくりしたいと思ったので、午後参加する人の方が多いだろうと予想していたのですが、
実際は、午後参加の人は少数で午前から参加する人が大部分でした。
大学の講義とかなら朝より午後一にする人が多いので、似たような物かと思ってたんだけど、これは予想外だったなぁ。


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セッションは、ベーシックセットを元に一部手を入れた物。
3時間程度で終らせる必要があるので、結構大変なのです。


参加者はTRPG初めてという人やD&D初めてという人達や、赤箱は遊んでたんですが、という復帰組の人達。
こういう人たちと遊ぶとD&D潜在的人気もまだまだあるな、と再認識して嬉しくなります。

で、D&Dの面白さを短時間で知ってもらう場合、やっぱり迷宮探索。
日頃、色々と初心者対応を書いてはいる物の、王道はやっぱり強いです。


セッションは、私が考える冒険者の基本は「自分で考える」事なので、
コミカルな合いの手、意味ありげな情報を流しつつも、基本はプレイヤーがあーでもない、こーでもないと相談するようにマスタリングを展開。
結果として、初心者の人達は、スケルトンと戯れ、コボルトに騙されてぼこられ、トログロダイに臭い息をかけられたりしてダンジョンをめぐる事になりました。


・・・あんまり認めたくないんだけど、弱い敵で強いPCをボコるのって楽しい(笑
それが技量差を利用した結果だと、少しアンフェアかなと思うのだけど、純粋にダイス運だけなら完璧な言い訳ができるのでなお良し(笑
品の無い喜びかなとも思うが、原点回帰な喜びもたまには良いなw。


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印象的だったシーン。


人でない為、年を取らない女NPCが登場。100年くらい前に死んだ魔法使いとPCを誤解されると「いや、僕は彼の子孫なんだ」「遺産た受け取りにきただけだよ」と、初心者とは思えぬ間一髪入れぬ嘘っぱちが飛び出してく所(笑
君達は良いTRPGプレイヤーになるよ。



見るからに超怪しい魔法陣の中に猫が一匹。
「まぁ、立ち話だからこっちへおいでよ」と猫がしゃべると、我先に猫の回りにかけよるパーティの面々。
君達は、人語を操り魔法陣に陣取る猫が怪しいと思わないのか!(笑
・・・あとで聞くと「猫だから問題無し」だとか。どーなんだ、それ(笑


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他の卓も、まぁ、なんだ、凄かった模様。


トーチポートが壊滅しかかったり、"正確な言葉の意味でのエロい”セッションが開催されたり、HFO漢祭りの決勝戦が、どうみてもモンク同士の戦い(レギュレーションを分析すると「〜点穴」使いが優秀なのだ)になったりと、かなり普通じゃない展開でした。


HFO優勝者チームがエキビジョンでCR12のドラゴンに蹴散らされたり、
HFO(人間・戦士・漢)6人がHCO(人間・僧侶・漢)6人に蹂躙されるのは、見てて面白かったです(笑

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二次会で話を聞いた所、スタッフ、参加者が二日でのべ200人だとか。
二次会参加者が90人くらいだから、やっぱ大規模だなぁ。
この人たち、全員がD&D好きーなんだよ? 信じられないよね(笑


飲み会の最中もずっとゲーム話。みんなほんとゲーム好きだよね。
これはすごい事だとしみじみ思いました。


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補記
DACの感想とかがmixiにあふれています。
(mixiの方が活気があって書きやすい為なのだと思います)
もし、可能な方はあわせて見ていただけるとその時の熱気が伝わるかも。