Aの魔法陣とはなにか?(補足)

書き方が悪くて、もの凄く誤解を招いた気がする(汗


えーと「Aの魔法陣において数値的基準がどーした」などという記載は「TRPGは意思決定のゲームで・・・」などと同じく、概念を言葉で正確に捉えようとしたらこんがらがった例であって、一部の「TRPGの定義って何?」みたいな事を考える人向けの説明です。
普通に遊ぶ分にはまったく不要の理屈です。
前回の文章を読んで小難しいルールだと思う前に、もうちっと付き合って下さい。



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さて、でも、そーするとどうやって説明した物か。
とりあえず「TRPGの説明」をする時にリプレイを見せる、という手法があるので、それにならってリプレイを紹介してみます。
少なくとも、私から見ればこれはただのTRPGにしか見えない。
http://blog.tendice.jp/200605/article_3.html


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んー、まぁ、簡単に言うとAマホは単なるTRPGなのよ。これほんと。
(TRPG限定)世間一般でいう"口プロレス"分に着目したシステムなだけで。
そして、"口プロレス"分とは「GMとPLで共通認識を作る事」なのです。


PL「俺のPCは魚屋の息子だから、その海域について何か知らない?」
GM「あぁ、説得力あるね。 んじゃ20%の確率で知ってるよ」
みたいな会話は大抵のTRPGであり得る話だし、逆に言うとわざわざパソコンではなく、人間をGMとして採用してる以上、これくらいの柔軟性は欲しい。
 

で、上記の様な会話を"常識でできるんじゃね?"って言うのがAマホで、"なんかのサプリに指針が書いてあるよ"というのがD&Dだ(笑)。


常識頼りなAマホはデータ頼りなD&Dに比べて検索が楽で判定も楽だ。
でも、信頼性という意味でD&Dに大きく劣る。
PLもGMも信用できる"ルールブック"に記載が無い訳だから。


これは、どっちがシステム的に劣っていると言う話ではなく、単に何処に着眼するか、という種類の違いに過ぎない。


※ついでにいうと口プロレスが多い=口が上手い人が有利では無い。
 口が上手い人が有利になっているなら、それはGMが騙されてるだけ。 
 正確には口プロレスが多い=GMの話を良く聞いて、周囲の状況や固定観念に囚われない発想が出来る人(ルール外の行動も考えられる人)が強い。


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んで、Aマホは難しいか? という問いかけに関しては、まず「難しい」とは何か?を考える必要がある。


1.「概念」が理解し辛い。
これに関しては(私は)Yes。 
別に取り立てて珍しい「概念」じゃないんだけど、他のTRPGと違って見える
人には、何がしたいシステムなのかさっぱり分からないと思う。(私も散々苦労したし)
これは他のTRPGを切り口が異なるせいだし、ある意味とても古臭いもう流れに取り残された概念だからだ。


2.「運用」が難しい。
これはNo. 少なくとも一定水準まではすぐに身につきます。
シンプルなシステムなんで、覚える事も検索する事も圧倒的に少ない。


という訳でAマホは概念の理解が難しいシステムという事になると思うんだけど、これに関しては本当に言葉で説明するのは難しい。
PL専門の人が「GMって難しそうだね」というのと一緒なのです。
でも、実際はGMも大体の人には普通にできる遊びだよね? Aマホもそんなもん。


という訳で、とりあえずオンセしてみたらどうだろう?
幸いと言うかなんていうかファンサイトでは活発にオンセしてるらしいし。
参考:儀式魔術支援サイト@Aマホモード
私で良ければマスターするんで、週末に3時間くらい時間のある人は声掛けて下さいな。